相続税の土地評価減となるケース~実際の事例もご紹介~
相続税は土地の評価によって節税割合が変わる等、大いに影響があります。
どういった場合に評価減につながるのかご説明いたします。
評価が下がる6つのケース
評価を下げて節税ができるケースはたくさんありますが、代表的なものを一部紹介いたします。
これを知っているか知らないかで評価額が変わってしまう大切なスキームですので、是非一度私たちへご相談ください。
形の良くない土地
間口が狭い、奥行が長い土地
500㎡以上の土地
私道に面した土地
道路に接していない土地
上に高圧電線が通っている土地
知らないと損をする!「空き家特例」
「空き家特例」とは?
相続または遺贈によって取得した空き家を売却した時に、一定の条件(※)を満たすと最高3,000万円まで、譲渡所得から控除できる制度です。
【実際の事例】空き家で3,000万円控除になった事例のご紹介
(例)
例えば2,000万円で購入した土地・建物を5,000万円で売却した場合(譲渡所得は3,000万円の場合)
「空き家特例」を使わないと税額は…
3,000万円×20.315%=609万円
しかし、
「空き家特例」を使うと税額は0円に!
(3,000万円ー3,000万円【控除】)×20.315%=0円
(※)一定の条件には、
①建物が昭和56年5月31日以前に建築されたこと
②区分所有建物登記がされている建物でないこと
③相続の開始の直前において、亡くなった人以外に住んでいた人がいなかったこと
④相続の開始から3年を経過する年の12月31日までに売ること
…など細かい条件があります。
相続によって空き家になってしまったご実家を売却しようかとお考えの方は、ぜひ当センターにご相談ください!
税務署が狙うポイント
高額な生命保険を受け取った方
金融資産が1億円近い方
複数の不動産を所有している方
生前に1回50万円以上の出金を頻繁に行った方
株の売却をされた方
面談から納付までの流れ
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