エンディングノート
エンディングノートとは
エンディングノートとは、万が一に備え、家族や周りの人に対して伝えたいことを予め記載したノートのことです。
エンディングノートの主な内容
エンディングノートの記載する内容について「これを書いてはいけない」とか「これは書かなければならない」といった決まりは特にありません。一般的には次のような内容を記載することが多いようです。
1.自分・家族のこと
2.親戚・知人・友人のこと
3.財産の状況と遺産分割のこと
4.医療・介護のこと
5.葬儀のこと
6.お墓のこと
内容例
1.家族のこと
配偶者との出会い、結婚のきっかけ、新婚時に住んだ場所、新婚時代の思い出、子供が生まれた時の思い、その成長の記憶
2.親戚・有人・知人のこと
有人・知人の住所録と葬儀の連絡の要否
3.医療・介護のこと
介護が必要になったときの希望(自宅で介護、行員や施設での介護…など)
介護して欲しい人(家族、介護保険によるサービス+家族、プロのサービス…など)
寝たきりや認知症になったら資産管理をお願いしたい人
病名や余命の告知(ありのままを告知してほしい、余命だけ告知しないで欲しい、全て告知しないで欲しい…など)
エンディングノートを書くコツ
エンディングノートは内容が多岐にわたるため、途中で挫折してしまう方もいらっしゃいます。挫折せずに書くコツとしては次の3点が挙げられます。
・気になったこと、書きやすいことから書く
・友達と一緒に書く
・頑張らないで書く
親に書き残して欲しかったこと
遺された家族が親に書き残して欲しかったこととしてよく挙げられる項目には次のようなものがあります。エンディングノートを書くにあたって参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.延命措置の要否
2.お見舞いや面会に来て欲しい人、連絡を取って欲しい人
3.葬儀に呼んで欲しい人、葬儀後に連絡して欲しい人
4.交流が少なかった兄弟親戚に伝えたいこと
5.遺産の分割方法
6.遺品の処分方法
7.人生観や価値観がわかるような言葉、楽しかったこと、つらかったこと、やり遂げた事、やり残したこと
8.お墓への希望や好み